子どものやる気や自信を伸ばす方法はありますか?
子どもにどう接したらいいですか?
子どものやる気や自信を引き出せるようになりたいです。
- これからの時代、親が子どもに望むこと&必要な要素
- 子どものやる気と自信を伸ばすための5つの習慣
- 子どもの接し方のヒント
- 接し方8項目チェック
- まとめ
今回はこのような疑問にお答えします。
この記事を読むことで、子どもの「やる気」や「自信」を伸ばすための5つの習慣と接し方の秘訣がわかります。
そして、あなたのお子さんの「やる気」と「自信」を引き出し、これからの時代を強くたくましく生き抜く力のある子に育てることができますよ。
親が子どもに望むこと&必要な要素
これからの時代、親が子どもに望むことのイチバンは、
といわれています。
そして、それに伴って必要な要素があります。
それが、今回のテーマの要素でもある
やる気とは、
- 興味がある
- 好き
- 負けたくない、もっとできるようになりたいという意欲
が大きく関係しています。
そして、ここでいう自信とは、
- 根拠のない自信
を表します。
根拠のある自信は「〇〇ができる」という根拠のある自信です。
根拠のない自信は、「自分は自分。このままの自分でいい」と思っている根拠のない自信です。
↑根拠のない自信の大切さについては別記事で解説します。
次の章では、子どもの「やる気」と「自信」を伸ばす、今日からできる”5つの習慣”について解説していきます。
今日からできる!子どものやる気と自信を伸ばす5つの習慣
- 子どもの「好き」「やりたい」をキャッチする
- 選択肢を与える
- 過程をほめる
- 頼る
- 親の背中を見せる
子どもの「好き」「やりたい」をキャッチする
親が子どもの「好き」や「やりたい」を見つけてそれを伸ばす環境を作ってあげる。
子どもにやらせるのではなく、子どもが関心を持ったことに可能な限り協力する。
興味を持ったものにトライさせてみて子どものやりたいようにやらせて親はあくまでも見守るスタンスでいる。
すると、子どもは様々なことにチャレンジし成功体験を積み重ねていくことで「自信」は大きくなります。
そして、その自信が「やる気」につながっていきます。
できれば小学生のうちまでに子どもの「好き」や「やりたい」ことの経験ををたくさんさせてその芽を大きく育てたいもの。
自分の「好き」なことや「やりたい」ことを思う存分やってきた子は自分の得意や強みを自覚します。
すると、それが自己価値観や自己肯定感へとつながって意欲的に生きていく力のもとにしていきます。
さらに、自分のやりたいことをやらせてもらってきた子どもは親から尊重されていると感じています。
親に対する安心感も持っています。
そんな安心感の中にいる子どもは、自然と「もっといろんなことにチャレンジしてみよう」という前向きな気持ちになるのです。
選択肢を与える
あなたは親から「勉強しなさい」と言われた経験はありませんか?
私は数えきれないほどあります。
「〇〇しなさい」と言われると一気にやる気がなくなりますよね。
ということは、自分で決めたことの方がやる気が出るということ。
子どもにやりたいことがあるならそれをやらせてあげましょう。
もし、親の方から何かやらせたいことがある場合は、一方的に「〇〇をやりなさい」「〇〇にしたら?」ではなく、「〇〇と△△のどちらがやりたい?」といった感じで子どもに選ばせるようにしてみましょう。
子どもは自分で選ぶとそれに対して責任を持ちます。
さらに自分で選んだ方がやる気の大きさも断然大きくなりますよ。
過程をほめる
つい、結果ばかりに目がいってしまいがちですよね。
テストの点数がわかりやすい例ですが、
「100点取れてすごいね!」「40点じゃダメじゃない」ではなく、「いっぱい勉強してたもんね」「前より理解できてるところが増えたね」といった過程を褒めるということです。
子どもは、テスト勉強に取り組んでいた姿や頑張り、努力をママがちゃんと見てくれていたということがわかると安心感を抱きます。
その安心感があることで、ますますやる気や意欲へつながっていきます。
頼る
親が子どもに頼ることについて、あなたはどのように思いますか?
意外にも子どもは頼られると嬉しいと感じています。
頼るには、主に2種類あります。
- お手伝いや何かサポートしてもらうこと
- 相談やアドバイスをもらうこと
お手伝いや何かサポートしてもらったら、「すごく助かったよ、ありがとう」という言葉も忘れず伝えましょう。
相談やアドバイスをもらったら、「なるほど、それいいね」「そんな考え方もあるんだね」と伝える。
このようなことがきっかけになって、子どもは「ママに喜んでもらえた」「もっと頼られたい」「自分は役に立てるんだ、嬉しい」と、自信とやる気へと繋がっていきます。
親の背中を見せる
これは、ママ自身が何かに取り組んでいる姿を子どもに見せる、ということです。
それは、仕事でも趣味でもボランティアでも資格取得の勉強でもなんでもOK!
私は、仕事や資格取得の勉強をしている姿を自然と子どもに見せてきました。
子どもは仕事や勉強に頑張って取り組んでいるママの姿を見ると、「自分も頑張ろう」「自分も頑張らなきゃ」と自然に思えるようです。
何かに前向きに取り組んでいる姿は、大人であれ子どもであれ不思議と輝いて見えます。
何も言わなくてもその姿で伝わるものがあります。
子どもは親の背中を見ていないようでしっかり見て感じとっていますよ。
ママの笑顔 8項目チェック
あなたはお子さんと笑顔でコミュニケーションできていますか?
普段、子どもにどれくらいの笑顔を見せていますか?
実は子どもの「やる気」と「自信」を引き出す5つの習慣に取り組む前にどうしても知っておいてほしいことがあります。
それは、子どもへの接し方。
具体的には、ママの表情や態度、仕草、声のトーン、口調がメインとなって子どもにメッセージが伝わる!ということです。
ママとしては子どもに気をつけてほしいことや念を押しておきたいことがある場合、お子さんに伝えたい話しの内容(言葉)を重視していますよね。
でも実際のところ、子どもにしてみたらママが一生懸命話している内容(言葉)ではなく、ママの表情や態度、仕草、声のトーン、口調の方に意識がいっていて肝心要の内容がきちんと伝わっていない、ということが起きています。
わかりやすくいうと、
「あっ今ママ、めっちゃ怒ってるな」「これ以上怒らせるとまずいよな」
そんな風に、ママが話している内容ではなく、ママの機嫌に気を取られているということです。
あなたは、子どもに何か注意を促すとき、
子どもに恐怖を感じなさせないママでいますか?
子どもがママの顔色をうかがうような態度になっていませんか?
子どもがママの機嫌に気を遣わないようにしていくことが大切です。
前置きが長くなりました。
「子どもにどれくらいの笑顔を見せているか?」のチェック項目8つ、ご用意しました。
よかったら、チェックしてみてくださいね。
- 朝、起きてきたとき
- 学校(幼稚園)に送り出すとき
- 学校(幼稚園)から帰ってきたとき
- テストで満点を取ったとき
- テストで30点を取ったとき
- お手伝いをしてくれたとき
- なかなか勉強を始めないとき
- テスト前に不安でいるとき
いかがでしたか?
お子さんの年齢によっては該当しない項目があったかもしれません。
その場合は、お子さんの年齢や状況び合わせて想定してみてくださいね。
あなたが何気ない日常のなかの一コマで子どもに笑顔を見せられているかどうか?
ぜひ、振り返ってみましょう。
まとめ
今回は「今日からできる子どものやる気と自信を伸ばす5つの習慣と接し方」をご紹介しました。
やる気は外から与えられるものではなく、自ら生み出すもの。
それを子どもの頃から学んでいくことで強くたくましくこれからの時代を生き抜く人になっていくことでしょう。
子どものやる気の土台には安心感があります。
ママがいつもニコニコごきげんでいれば子どもの心は安定して色んなことに安心してチャレンジできます。
ママは子どもに笑顔で接すること。
そして、5つの習慣を日常に取り入れていくことをやっていきましょう。
- ① 子どもの「好き」「やりたい」をキャッチする
-
「好き」や「やりたい」を見つけてそれを伸ばす環境を作ってあげる。
自分の好きなことややりたいことを存分にやってきた子は自分の得意や強みを自覚します。
それが自己価値観・自己承認力・自己肯定感へとつながって意欲的に生きていく力のもとにしていきます。
- ② 選択肢を与える
-
自分で決めたことの方がやる気が出ますよね。
一方的に「〇〇をやりなさい」「〇〇にしたら?」ではなく、「〇〇と△△のどちらがやりたい?」といった感じで子どもに選ばせるようにしてみましょう。
- ③ 子どもを頼る
-
- お手伝いや何かサポートしてもらうこと
- 相談やアドバイスをもらうこと
「ママに喜んでもらえた」「もっと頼られたい」「自分は役に立てるんだ、嬉しい」という気持ちが、自信とやる気へと繋がっていきます。
- ④ 過程をほめる
-
子どもは、テスト勉強に取り組んでいた姿や頑張り、努力をママがちゃんと見てくれていた、ということがわかると安心感を抱きます。
その安心感があることで、ますますやる気や意欲へつながっていきます。
- ⑤ 親の背中を見せる
-
ママ自身が何かに取り組んでいる姿を子どもに見せる。
仕事や勉強に頑張って取り組んでいるママの姿を見ると、「自分も頑張ろう」「自分ももっとやらなきゃ」と自然に思える。
子どもの「やる気」「自信」、そしてそこから開花する「才能」は親や家庭のちょっとした接し方で伸ばしてあげることができるのですよ。
今回の内容が少しでもあなたの子育ての気づきやヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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